キャッシュレス化の意外な落とし穴とは!犯罪から借金地獄の可能性について

これまで、このサイトではキャッシュレス決済について書いてきました。

キャッシュレス決済はとても便利ですが、何も良いことばかりではありません。

今回は、あえてキャッシュレス化の「落とし穴」に焦点を当ててみました。

ぜひ、参考にしてください。

キャッシュレス化で大きく分かれる ‘’現金大国’’ ニッポンと世界

日本は、アジア唯一の先進国とも言われるほど経済が発展しており人々は豊かな生活が送られます。

ITも発展しており、数多くのヒット商品を世の中に送り出してきました。

SONY、SHARP、TOSHIBAなど世界に誇る日本企業は数多くあり、誰もが日本=IT先進国と認識するでしょう。

しかし、キャッシュレス文化に限っていえば日本はまだまだ遅れており、世界では日本よりもはるかにこのキャッシュレス文化が浸透しています。

中国やインド、ヨーロッパなどでは現金で支払うのは珍しくなっており、国民の多くが何かしらのキャッシュレス決済を利用しています。

日本国内でも、確かに「楽天EdyやSuicaなどの電子マネーはどこでも使える」と思うかもしれませんが、世界的に見るとまだまだキャッシュレス率は高くありません。

それは、実際キャッシュレスに関するデータにもしっかり反映しており、経済産業省の「キャッシュレスの現状と推進」というデータでは、日本のキャッシュレスがどれほど遅れているかがわかります。

http://www.meti.go.jp/committee/syouhikeizai/pdf/004_02_05.pdf

このデータによると、2016年の世界のキャッシュレス比率ではイギリス68.7%、オーストラリア59.1%、シンガポール58.8%、カナダ56.4%、スウェーデン51.5%、中国約60%、韓国に至っては96.4%という数字になっています。

ちなみに、日本は19.8%です。

世界の先進国や新興国では、キャッシュレスが国民の日常になっていますが、日本ではまだまだ ‘’ごく一部’’ の人しか利用していないのがこのデータからよくわかります。

電子マネーは早くに浸透したが…

suica

日本では、世界的に見てもSuicaやPASMOなどの「電子マネー」は非常に早い段階で広まりました。

電子マネーだけで電車やバスにも乗れて、コンビニやスーパーで買い物もできるとても便利なサービス。次々にこのサービスを展開する企業が日本各地から出ました。

ただ、電子マネーは一気に広まったのですが、企業が考えていたよりもその後広まらなかったというのが率直な意見です。

その他、クレジットカードやデビットカード、そして現在の主流になりつつあるスマホ決済などの世界でよく利用されているサービスが徐々に広まりつつあります。

2008年からの8年間で日本のキャッシュレス決済比率は2倍になっており、順調にシェア率は上がっているのも事実です。

今後、日本も東京オリンピックに向けてキャッシュレス決済を浸透させることを目的にしており、今後のシェア率の拡大が期待されます。

キャッシュレス化にはたくさんのメリットがある

キャッシュレス化にすることで得られるメリットはとても多いです。

それは、疑いのない事実でキャッシュレス化にすることにより店側も消費者にもお互いメリットがあります。

これまでの記事でも、何度もこのキャッシュレス化によるメリットについて書いてきました。

まず、前提として筆者はキャッシュレス化にするデメリットよりもメリットの方が多い考えています。

ただ、ここではあえてキャッシュレス化の落とし穴(デメリット)に焦点を当てて書きます。

キャッシュレス決済に興味がある人、ない人もその良い面と悪い面をしっかり把握することが大切だからです。

キャッシュレス化の落とし穴

キャッシュレス化の盲点はいくつかありますが、順番に書いていきます。

その1:使い過ぎてしまう

キャッシュレス決済にすることで、貨幣や硬貨を扱うことがなくなるので「物を買う」という感覚が薄れてしまうかもしれません。

貨幣を使えば、あとお財布にどのくらい残っているか視覚的にわかります。

お財布の重さだったり、目で見てわかります。

でも、キャッシュレスにすることでカードやスマホの中に残高(お金)が入っているので、気づかないうちにどんどん買い物をしてしまう可能性があります。

実際、現金と電子マネーを使う場合のいくら使ったかの認識に関する調査でも、現金で支払った方が使った金額の認識が正確であることがわかっています。

その2:若年層のお金へのありがたみ

どの年代にも言えることですが、アルバイトや仕事をして稼いだお金には金額以上に価値があります。

特に、まだお金のありがたみや意味をしっかり把握していない子供にとって、現金を使うことなくキャッシュレス決済にいくとそのお金のありがたみや重さがわかりにくいこともあるでしょう。

その3:決済手数料

これはお店側の落とし穴ですが、キャッシュレス決済を導入することでたくさんの顧客の確保に繋がります。

それと同時に提携会社にある一定の手数料を支払わなければいけません。

手数料の金額は会社によって異なりますが、安くても毎回3%くらいかかります。

店舗側にとって売り上げの3%を手数料で取られるのは、かなりの痛手で最大の落とし穴と言えるでしょう。

その4:資金操りの問題

これもお店側の問題ですが、現金で買い物をするとその場でお金が入ります。

しかし、カードなどのキャッシュレス決済にすると後日お金が振り込まれることになるので、そのスパンが資金操りになります。

業者によって条件は異なるので、一概には言えませんが、1ヶ月分まとめて翌月末に入金してくれるところもあれば、翌日入金してくれるところもあります。

その5:利便性を生かした犯罪

hanzai

これは、実際に日本国内で発生したケースではありませんが、中国では度々キャッシュレス化の利便性を利用した犯罪が起きています。

例えば、路上に車を駐車していると翌朝にサイドミラーが盗まれていて、身代金を請求する被害。

フロントガラスや車のどこかに電話番号などの犯人の情報が記載された紙が貼られており、部品を返して欲しければそこに連絡してお金を振り込めというものです。

このような犯罪は別にキャッシュレス化に関係なく起こり得ることですが、このキャッシュレス化によって ‘’手軽’’ に身代金を請求できるようになっているのです。

まだ、被害は物を盗まれるというものですが、今後物ではなく人つまり誘拐などに発展することも十分考えられるので、何か対策が必要です。

まとめ

キャッシュレス化の利便性は良いことばかりではなく、悪用されるケースもあります。

こればかりは一長一短なので、このようなデメリットや犯罪があるということを頭に入れておくだけでもかなり違うと思います。

では、今回はキャッシュレス化の落とし穴についてでした。

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