便利なスマホ決済に潜む詐欺集団の手口とリスクを知って使いましょう

これまで、「スマホ決済は便利だ」、「国際的な主流」などプラスな内容を紹介してきましたが、今回はスマホ決済によるリスクについて書きます。

スマホ決済に興味のある人、これから利用を検討している人などにプラス面だけじゃなくマイナス面をちゃんと知ってほしいからです。

ぜひ参考にしてください。

スマホ決済とは?

中国や欧州など、世界的に主流になりつつある「スマホ決済」ですが、皆さんは一体どのようなサービスなのかちゃんと知っていますか?

スマホ決済という名前なので、「スマホ」による「決済」というのはわかると思いますが、どのような種類があって、どんな支払い方法があるのか意外と知らない人も多いです。

まず、スマホ決済には大きく携帯電話料金とまとめて支払う「キャリア決済」と小さなカードリーダーを使ってスマートフォンに登録したクレジットカードで決済する「端末・POSシステム決済」があります。

キャリア決済

キャリア決済は、各キャリアの専用画面で自分のIDとパスワード、暗証番号を入力するだけで支払いができ、使った分は携帯電話の料金を一緒に支払います。

端末・POSシステム決済

それに対して、端末・POSシステム決済はカードリーダーとスマートフォンを組み合わせて持ち運びできるクレジットカードシステムのことで、屋外でも利用可能です。

これは、消費者だけじゃなく店側の在庫管理などの利便性にもとても有効で、取り入れる店舗が増えています。

レジに行ってカード決済をしなくても、持ち運び可能なものならレストランのテーブルにて会計が可能になります。

これは、ヨーロッパなどではよくある光景で日本国内でも徐々に広まりつつあります。

ただ一つ欠点を述べると、POSシステムはインターネットに接続する必要があるので、停電などでインターネット回線が切れた時に会計処理もできなくなるということです。

そのために、レシート出力用のプリンターやクレジットカード読み取り機を別で用意する必要があります。

日本政府もスマホ決済を推している

スマホ決済導入は、何も店舗だけではありません。

日本政府も2020年の東京オリンピックに向けて、外国人によるクレジットカード利用のためにインフラ整備を進めています。

外国人観光客の誘致だけじゃなく、日本人にとってもスマホ決済はやがて求められる時代が来るでしょう。

日本ではクレジットカードやデビットカードのよるカード決済ができるところが増えていますが、世界に比べるとまだまだ現金主義です。

今後の、キャッシュレス化が注目されます。

キャッシュレス化で心配されるカードの不正利用

日本はクレジットカードの所有率自体は高いですが、実際にカード決済する率は低いです。

これは、カードだと使い過ぎてしまう、セキュリティー面が心配などが挙げられますが、カード決済によるリスクも当然ながらあります。

この章では、キャッシュレス化のカード決済に焦点を当てて書きます。

キャッシュレス化が進み、カード決済する人の数が増えてくると同時に不正利用も増加します。

一般社団法人日本クレジット協会の統計によると、2012年には年間68億円まで落ち着いていたクレジットカードの年間不正使用被害額が2年前の2016年には140億円にまで上昇したようです。

不正利用には、カード自体の不正利用だけじゃなくクレジットカード情報や個人情報が不正に取得され偽造カードとして悪用されるなどもあります。

このような被害から守るために、私たち利用者だけじゃなく店舗側もセキュリティー面の向上などに努めなければいけません。

例えば、利用者ならインターネット上などの怪しいサイトでは買い物をしないなどです。

あと、店舗側はスキミング被害が起こりやすい磁気ストライプタイプではなくICタイプのカードや決済端末に切り替えるなどの対策が求められます。

街を歩いていても、財布からカバンからクレジットカード情報がスキミングされることもあるので、磁気データ保護シートなどをつけるなどして対策したいです。

街中でのスキミングは日本国内ではそこまで発生しませんが、海外ではプロによる被害もたまに起こるので注意が必要です。

安い磁気データ保護シートだと100均で売っていますが、性能があまり良くないのでAmazonなどで評価の高い良質なものを選びます。

中国のスマホ決済のリスク

ここでは、中国の2大スマホ決済サービスである「支付宝(アリペイ)」と「Wechat Pay(ウィーチャットペイ)」について書きます。

スマホ決済は基本的にとてもセキュリティーが強固で安全性が高いとされていますが、必ずしもその被害が起こらないというわけではありません。

実際、中国のスマホ決済サービスの2強「支付宝(アリペイ)」と「Wechat Pay」にも使う上でのリスクはあります。

例えば、仮名登録、前払金の保護が不十分、海外での使用の安全性などです。

特に、中国当局は基本的に海外での使用を推奨していません。

スマホ決済ではたとえ個人情報が盗まれても遠隔ロックなどができるので、スキミングや不正利用などの被害自体はそこまで多くないかもしれませんが、やはりリスクはあります。

例えば、不審なQRコードをスキャンしてしまい支払うケース。

中国では、街中に駐車した違反車両にQRコード付きの違反シールを貼りそれを読み取り罰金を支払います。

このQRコードに自分の口座情報を載せ罰金を不正に振り込ませるという被害が起きています。

どんなに毎日QRコードを使って決済をしていても、QRコードを見ただけではそれが不正なのかは誰にもわかりません。

ただ、支払い画面などで相手の宛先などを確認することで未然に防げるかもしれません。

あとは、「優待」や「無料進呈」などのQRコードを読み取らせる広告なども多く、むやみにスキャンするとお金を騙し取られるなんてこともあるとか。

このような危険行為をしたことがある利用者は多く、常に注意して利用したいものです。

若い人の方が被害額が大きい

このような ‘’詐欺’’ っぽいことは、高齢者を狙っていると思いがちですが、実は若年層の人の方が被害額が大きいようです。

これは結構意外かもしれませんが、中国での現状はそのようです。年齢に関係なく、スマホ決済を使う上では気をつけたいことがたくさんあります。

まとめ

どんなに安全性の高いものでも悪いことを考える人はいます。

利用者に求められるのは、セキュリティー意識を持ち啓発させること。

あと、店舗側はより安全に使えるシステムなどを導入することで利用者も安心して使えるようになるのではないでしょうか。

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