キャッシュレス生活が進んでいる北欧圏への旅行時の注意点

スウェーデンやデンマークといった北欧諸国では、世界でも有数のキャッシュレス先進国です。

店によっては現金支払いをお断りする場所も珍しくなく、北欧圏へ旅行される場合は注意が必要です。

今回は、そんな北欧諸国への旅行時に気をつけたいポイントについて紹介します。

北欧諸国のキャッシュレス事情

「北欧」とは、一般的にスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランドのことを指します。

美しい街並みで知られている日本人にも人気の欧州の観光地です。

それぞれ、スウェーデンの首都はストックホルム、ノルウェーの首都はオスロ、デンマークはコペンハーゲン、フィンランドはヘルシンキ。

日本からも直行便を始め数多くの飛行機が北欧諸国まで飛んでいます。

そんな北欧諸国では、カード決済(キャッシュレス決済)が主流で、このサイトでも何度か紹介してきました。

スウェーデンのキャッシュレス率は、経済産業省のデータによると2016年は51.5%と日本の19.8%を大きく上回っています。

筆者が実際にスウェーデンを訪れた経験から言うと、その数値よりもキャッシュレス決済が浸透している気がします。

少額決済でもキャッシュレス

北欧諸国では、100円以下などどんなに少額決済でもカード決済などキャッシュレスによる支払いが一般的です。

街の小さな売店から電車やバスの切符など、至る所でカード決済に対応しています。逆に、クレジットカードが使えないお店を見つける方が難しいです。

ちなみに、スウェーデン国民の97%がデビットカードを保有しており、銀行口座を持つ7歳以上の子供全員にデビットカードを発行しています。

7歳は小学2年生くらいだと思いますが、その年から電子決済を使うとは正直驚きです…。

スマホ決済も主流

北欧諸国では、クレジットカードやデビットカードなどのカード決済が主流ですが、それだけではありません。

例えば、デンマークでは国民の約1/3が「モバイルペイ」と言う国内最大の銀行「Danske Bank」が提供するサービスを使っており、スウェーデンでは「Swish」というスウェーデンの民間銀行が共同で立ち上げたシステムを使って買い物をしています。

「Swish」はもしかしたら、ニュースでも時々取り上げられるので聞いたことがある人もいるかもしれません。

これらのサービスは、日本でいうマイナンバーのような個人番号に紐づけられています。

日本でもマイナンバー制度が始まり、国内大手の銀行がキャッシュレスに積極的になっているので、そのようなサービスが始まるのもそう遠くはないかもしれません。

’’現金がなくなる国’’ と言われる北欧諸国

北欧では、現金で支払える機会や場所がどんどん減っています。それは店舗だけじゃなく、友人間での割り勘などでも現金で手渡しする時代は終わりつつあります。

みんな、それぞれの国のキャッシュレスサービスを利用して送金しており、逆に現金で手渡しすると嫌がられることもあるようです。

そんな世界でも有数のキャッシュレス先進国である北欧諸国では、2015年の年間決済額のうち現金による決済は、スウェーデンで3%、デンマークでは5%だったということもわかっており、今後 ‘’現金がなくなる国’’ として注目されています。

年々、北欧では現金を扱う機会が減っており、実際現金をよく使うのは観光客のみです。日本から北欧へ旅行する人も多いので、いくつかの注意が必要です。

北欧への旅行時に注意したいポイント

キャッシュレスが進む北欧諸国では、基本的に現金は使えません。そのため、現地のスマホ決済かクレジットカードを持参する必要があります。

現地のスマホ決済は同国の銀行情報に紐づいているので、現地の銀行口座を持たない旅行者には少し難しいかもしれません。

そんな場合は、日本で発行されたクレジットカード又はデビットカードでOKです。

①VISAかMastercard

VISAMastercard

日本では「JCB」はどこでも使えますが、北欧諸国では基本的にJCBは使えません。

そのため、欧州で広く浸透している「VISA」か「Mastercard」のいずれかが必要です。

②サイン決済はできない

暗証番号

カードには4桁の暗証番号(PINコード)が設定してあり、決済時に入力して決済します。

日本では暗証番号がわからない時、サインで決済できることがありますが、北欧では基本的にPINコードがわからなければ断られます。

旅行前には必ずPINコードを確かめてから行きましょう。

③磁気専用カードは利用できない

磁気カード

北欧では、基本的にICチップの付いていないカード(磁気カード)の利用もできません。

これは、セキュリティーの問題でICチップ付きのカードが一般的なので、もし自分の持っているカードが磁気専用のものだと使えない可能性が高いです。

④サインなしのカードでは決済できない

あと、クレジットカードなどの裏面には自分のサインをしていると思います。

日本ではたまにサインを確認することなく決済できてしまいますが、北欧では必ずと言っていいほど確認されます。

もしサインがなければカードの利用はできないので、事前に確認しておきます。

ちなみに、サインは漢字でも何でも構いません。もっと言えば、記号などでもOKです。

いずれにしても、自分で署名できるものにしておきましょう。

北欧諸国のカード決済トレンドは「コンタクトレスカード」

最近のカード決済のトレンドとして、「コンタクトレスカード」が普及しています。

これは、近距離無線通信を使い専用機械にカードをかざすだけで決済ができるサービスで、日本でもすでに始まっているカードでもありますが、まだまだ主流ではありません。

このコンタクトレスカードでは、少額の決済であればICカードリーダー端末に軽く触れるだけでPINコードを打ち込まなくても決済が終了します。

その手軽さが特徴で、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーなどで急速に普及しています。

例えば、VISAであれば「VISA payWave」、Mastercardであれば「MasterCardコンタクトレス」、あまり使えるところは多くありませんがアメリカンエクスプレスなら「Express Pay」です。

まとめ

いかがでしたか?北欧諸国に旅行する際は、いくつか気をつけたいポイントがあります。

キャッシュレス決済で快適にスマートに旅をしましょう。

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