世界のキャッシュレス事情まとめ!日本はダントツで遅れている

日本国内では、クレジットカードやデビットカード、スマホ決済などのいわゆるキャッシュレス化が進んでいますが、世界ではどのような決済方法が主流になっているのでしょうか。

今回は、北米、欧州、アジアなど世界各国の決済トレンドについてまとめました。

キャッシュレス化が国際的に進んでいる

コンビニやスーパーでの買い物から電化製品や洋服など、あらゆるものをキャッシュレスで購入できる時代になりました。

最近になり、日本でもこの「キャッシュレス化」がよく話題になるようになっており、今後2020年の東京オリンピックなどに向けてその動きが活発になっています。

実は、このキャッシュレス化は世界では日本よりも主流になっており、先進国である日本は ‘’キャッシュレス後進国’’’ とも言われることがあります。

確かに、街のコンビニやスーパーなど結構多くの場所で「カードが使える」と思うかもしれませんが、キャッシュレス先進国ではさらに便利に使えるのです。

こればかりは日本にいるとわかりにくいですが、海外旅行などに行くとその恩恵を肌で感じられると思います。

カード社会が進んでいるアメリカやヨーロッパに行くと、旅行中1ドル(1ユーロ)も財布に入れていなかったなんてこともよくあります。

キャッシュレスとは

「キャッシュレス」というのは、Cashless(現金のいらない)という意味で現金を使わない支払い方法を指します。

例えば、クレジットカードやデビットカードのカード類による支払いなど。

その他は、
・電子マネー
・スマホ決済
・プリペイドカード
など

日本では、この中でSuicaなどの電子マネーが人気で実際に使っているという人も多いでしょう。

ここからは、世界の決済方法についてです。

アジアからは中国と韓国、欧州はドイツ、スウェーデン、北米からアメリカを紹介します。

キャッシュレス率は2015年の経済産業省の「キャッシュレスビジョン」を参考にしています。ちなみに、日本は18.4%です。

キャッシュレス率はデータによって国の比率が異なりますが、あくまでも参考程度にしてください。

参照データ:http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-1.pdf

その1:韓国

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お隣韓国のキャッシュレス率は、なんと89.1%。

これは、世界的にみてもかなり高く日本の18.4%と比較してもその高さがわかると思います。

韓国人からも、「日本は先進国だけど、キャッシュレス文化では遅れている…」と言われることもあるようです…。

韓国ではクレジットカードの利用率がとても高く、その他デビットカードやEマネー(プリペイドカード)などで支払いをする人が多いです。

韓国のキャッシュレス事情には、様々な理由があります。

例えば、クレジットカードの使用金額が年間給与所得の10%を超える場合、超過額の10%が課税所得から控除されたり、クレジットカード利用控えにある番号を対象に毎年12回の宝くじが実行されるなどです。

日本ではちょっと考えにくいユニークな措置ですが、キャッシュレス化を促進させるためにはいいのかもしれません。

これにより韓国のキャッシュレス事情は世界でもトップクラスになり、このような高い数字を出しています。

その2:中国

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テレビやネットニュースなどでもよく取り上げられる中国。

このサイトでも何度も中国のキャッシュレス事情については取り上げてきましたが、あくまでもこの経済産業省のデータですが60.0%と韓国よりも低い数字になっています。

ただ、何度も述べますがデータによっては中国は90%を超えるなどかなりキャッシュレス化は進んでいると思ってもらって構いません。

中国で主流になっているのは、スマホを使った「スマホ決済」です。

中国には大きく2系統あり、電子商取引大手のアリバイ系の支付宝(アリペイ)とITの騰訊(テンセント)系の「微信支付(WechatPay)」があります。

コンビニやスーパー、レストランやカフェ、ホテル代金、タクシー、新幹線、シェアサイクルなど本当に何でもスマホ決済ができるようになっており、中にはQRコードを持ったホームレスまでいるとか…。

正直、スマホ決済できる例を挙げるとキリがなく、子供へのお年玉やお小遣いにもスマホ決済を使う家庭もいるようです。

それだけ、スマホ決済が浸透しており日本にやって来る中国人観光客は日本の遅れたキャッシュレス事情に不満を抱えることも少なくないようです。

その3:ドイツ

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欧州随一の経済大国「ドイツ」。

意外にもドイツは日本と同じように現金主義で、キャッシュレス率はたったの14.9%。

世界の先進国の中ではまだキャッシュレス化は浸透していませんが、ドイツではクレジットカードよりもデビットカードによる決済が主流になっています。

ちなみに、日本でのカード決済というとほとんどがクレジットカードによる決済です。

ドイツではスマホ決済はそこまで主流ではないですが、生活する分にはカードさえあれば不自由しません。

特に、最近日本でも始まった「コンタクトレス」のようなNFCによる決済、Visa payWaveやMastercardコンタクトレスがあり、カードリーダーにカードを通さなくても機械に軽くかざすだけで決済が完了します。

ドイツでは、多くの店舗でVISAかMastercardの2大ブランドが利用できます。

その4:スウェーデン

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スウェーデンでは、48.6%と結構高い数字です。

カード決済はもちろんのこと、「スウィッシュ」と呼ばれるスマホ決済サービスが主流で、街では「No Cash」と現金払いを断る店も多いとか。

カフェやレストラン、パン屋やスーパーなど、また街の有料トイレにも機械が設置されており、全てキャッシュレス決済です。

このスウィッシュでは、国内の複数の銀行が共同開発したサービスで、スウェーデン人の6割以上が日頃から使っています。

買い物だけじゃなく、個人間のお金のやり取りにも使え、世界的にみてもかなりキャッシュレス文化が進んでいる国です。

そのことからもスウェーデンは「現金が消えた国」と言われています。

その5:アメリカ

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アメリカは、かなりのカード社会です。

日本よりもはるかにクレジットカードやデビットカードによる決済が一般化しており、キャッシュレス率は45.0%。

街の商店からスーパーやレストランやカフェなど基本的にどこでもカード決済ができ、カードさえあれば生活に不便は感じないでしょう。

アメリカの場合は、これまでスマホ決済というよりはカード決済が多かったのですが、最近になり「LevelUp」などのスマホ決済サービスも成長を遂げています。

クレジットカードなど自分の支払い情報をアプリと連動させることで、自分専用のQRコードを作ります。あとは、対象の店舗で買い物をして専用の機械にスマートフォンをかざすと完了です。

今後の動向が気になります。

まとめ

いかがでしたか?今回は、世界のキャッシュレス事情についてでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。